文学・評論

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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
レビューで内容を書かれている方は、原書を読まれた方なんですよね? ここは日本語訳のハリポタに対する期待度等を書き込みする場なのに、原書の感想を書くのは場違いだと思います。 原書を読んでレビューを書か......
地獄のハイウェイ (ハヤカワ文庫 SF 64) (ハヤカワ文庫 SF 64)
SF大陸横断ロードムービー。東と西海岸の一部以外全て核戦争で絶滅した北米大陸。伝染病により東海岸の生き残りが全滅しようとしている。ボストンまで血清を急送するために運転技術だけで選ばれたのは、ヘルスエ......
バベル17 (ハヤカワ文庫 SF 248) (ハヤカワ文庫 SF 248)
私は英語で話すときと日本語で話すときと、明らかに人格が変わる(病気?)。私がバベル17という言語に取り憑かれてしまったら、と考えると一人でニヤイヤしてしまう(病気!)。テンポ良くすらすらこの世界に......
ラブコメ今昔
単純明快に楽しめる。 カッコいい科白や、もどかしい駆け引きよりも、 直球勝負で、恋煩い。それが面白い。 たまらなく面白い。おじさんだってオタクだって関係ない! 恋をしたらもう全開です! 甘くて甘......
乳と卵
この作品が芥川賞ならば、文学は低レベルになったものだなと思う。 狭い世界。 つまらない独り言。 人の温かみ・子供の親思いにぐっと来る人が多いと思うけれども、 それは何もこの作品でなくてもいいと思われ......
むかし女がいた (新潮文庫)
「三匹の蟹」(群像新人賞、芥川賞受賞作、1968年)は、わたしの中では強烈な印象がある。 あの時代、倉橋由美子とマルグリッド・デュラスに夢中になっていたわたしは、大庭みな子の作品を読んで、 なんてわ......
阪急電車
私は電車のある生活というものをちょっとしか経験したことないですが、 同じ車両に乗っていたとしても、何らかの関係ができることは皆無。 そんな中で誰かとの強い関係ができるのなら、 それはそれで運命なんか......
神さまの話 (新潮文庫 (リ-1-4))
本書は当時オーストリア領だった現チェコの首都プラハに生まれた20世紀の詩人リルケが若き日のロシア旅行から帰国後たった7日間で書き上げた、神さまについての13のお伽噺を集めた短編集です。本書の構成は最......
ラブコメ今昔
若干、亭主関白ではありながらも、二十数年間、つつがなく 円満に暮らしてきた熟年夫婦から、今時の“格差カップル”まで、 本作は、自衛隊をテーマにしたラブストーリーが六編収められた 短編集です。 内......
むかし女がいた (新潮文庫)
「三匹の蟹」(群像新人賞、芥川賞受賞作、1968年)は、わたしの中では強烈な印象がある。 あの時代、倉橋由美子とマルグリッド・デュラスに夢中になっていたわたしは、大庭みな子の作品を読んで、 なんてわ......
阪急電車
阪急電車というタイトル、しかも我が街今津線を舞台にした物語とあって思わず手にしたこの本。 期待しました。すみません、期待しすぎました。 電車という限られた空間と時間の中で、乗り合わせた人と人の出会い......
水上のパッサカリア
ストーリーとしてはそれなりにおもしろかったが、いちいち言い方が回りくどく、読むのにとても疲れた。特に後半の先制攻撃をしかける章においては、内容はそれほど深くないのに無意味に文章が長かったから、読んで......
宙(ソラ)の家 (角川文庫)
マンション11階の、「ソラに近い場所」に住む高校生・雛子とその家族の、日常生活のほんの些細なずれがたんたんと描かれている。派手な話じゃないのに、これが青春で、これが夏休みで、これが成長だったんだって......
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
昔と今が錯綜している構成が活きてる。 言葉がリンクしてハッとさせられたり ちょっとしたエピソードで人物をより際立たせたり。 この方はキャラ作りが上手いのかな。 濃く思い浮かんで、それだけでも惹き付......
制服のころ、君に恋した。
10代の前半の頃、好きだった折原みとの漫画。折原さんのティーンズ文庫の小説も当時読んでいました。あの年齢の女の子を夢中にさせる才能のある方だと思います。 さて、今回の小説についてはですが・・・。大人......
指を切る女 (講談社文庫)
表面的には男と女の通俗小説かもしれない。 しかし、この著者の作品はどれも人間の不条理さを取り繕うことなく書き切っており、凄みがある。 同じ著者の「アンクルトムズ・ケビンの幽霊」は小説としての完成度の......
間奏曲 赤川次郎ショートショート王国 (光文社文庫)
赤川次郎がファンクラブ会報用に書き下ろしているショートショート集。 全27作品収録ですが、 それも10ページそこそこなので ものすごく読みやすい。 赤川さんの作品は長編でもとても読み易いけれ......
永遠の夢
死にネタじゃなかったコトには安心。 だけど兄弟だからって何だ? 何か問題あんのか?と思ってしまった 小学生がここに独り← 全く感動しませんでした。 だけど こんな友達、私も欲しいと美奈に感謝最初から......
はじめての文学 村上春樹 (はじめての文学)
このシリーズは図書館ではヤングコーナーなどに置かれている本です が大人でも十分に楽しむことができます。 今まで直感、評判で読む本を選んでいた私にとってこのシリーズとの 出会いは価値のあるものにな......
はじめての文学 村上龍 (はじめての文学)
このシリーズは図書館ではヤングコーナーなどに置かれている本です が大人でも十分に楽しむことができます。 今まで直感、評判で読む本を選んでいた私にとってこのシリーズとの 出会いは価値のあるものにな......
みんなの就職活動 ウリ専はじめました
なんかつまらなくて最後の方はやっと読んだという感じでした。売り専系の話はどろどろしてたほうがいい。カズキが可愛いすぎで目が離せない。 こんなに可愛くていい子なのに、タカヒロに対する突っ張り方は◎ 二......
となり町戦争 (集英社文庫)
多くの人が書いているように、この本の中でおこなわれている戦争はリアリティーがなく、何がおこなわれているのかはわかりません。公共事業の一つとして戦争がおこなわれていて、変な感じがするかもしれません。 ......
踊るギムナジウム
4編からなるゲイコメディ集。 ゲイをキワモノとして扱っているわけではないけれど。 まぁ、ゲイ同士の恋だとか愛だとか肉欲だとか、そんなんではなく、 単にゲイとその周りの人の関係を面白おかしく描いてる......
専業主婦になりたい
ぐいぐい読ませる文章で、読み終わるまで本を置けなかった。 おそらく今までだれも手をつけようとしなかったアブノーマルセックスをあっさり描いたかと思えば、家族の顔色にオロオロしたりする。 ふつうの人がな......
総統の子ら〈下〉 (集英社文庫)
読後、しばらく絶句・・・。 ここに描かれているのはなんとも壮大な歴史絵巻です。 しかし、なんと酸鼻を極めた絵巻でしょう。 前半の煌めくような青春は、ヘルマンの落馬と同時に、 否応なく陰惨な歴史の中に......
ありがとねありがとね本当にありがとね
それぞれの個性の表現に、温かさと過ぎゆく命の悲しさが美しくたまらなく、静かに心に焼き付きます。この本には癒しを超えた何かがあります。...
天の瞳―あすなろ編〈2〉 (角川文庫)
これからもっともっと成長していったであろう倫太郎とその仲間たち。 者の早い死は本当に残念でなりません。 しかしながら、この本は私にとって、宝であり、人生の教科書です。 ぜひ多くの人に読んで頂きた......
僕と先輩のマジカル・ライフ (角川文庫)
キャラがはやみねかおるさんらしく、とても個性的です。 内容も、日常の謎を解明する形で、さらに連作短編集だったので 読みやすかったです。 題名どおり不思議な事件の推理が多くて、 でもちゃんと理的な推理......
小学館文庫 僕は妹に恋をする (小学館文庫)
DVDを観る前に読んだのですが(登場人物は映画と一緒で松潤を思いうかべながらね)完全に感情移入してしまい本を読んでいても涙で文章が見えないくらい泣きました。兄の切ない気持ちが痛く心に響きます。残念な......
匂いの記憶
6つの作品の中で、最も胸にずしんと来たのが「三面鏡」だった。容姿に関するコンプレックスは、女なら程度の差こそあれ(よほど鈍感でない限り)誰もが持っているものだと思う。 初めのうちは、物語としての悲劇......
僕たちは歩かない
書店にてジャケ買いした一冊ですが、読み終ると、じんわ〜り心が暖まるような、そんな小説です。人は生きていると沢山の出会いがあって、それと同じくらいの悲しいわかれもあるけれど、人はやっぱり前を向いて生き......
日はきっと晴れるから (ノベル倶楽部)
正直、このページ数は物足りないと感じた。短編を無理に伸ばした感じ。ストーリーとしては、情景のイメージがしやすく、読みやすい。もう少し長編にして、詳細に表現出来れば良い作品になると思う。そう感じたので......
BA‐BAHその他
小説家、エッセイストの橋本治の最新短編小説集です。 内容は、ガンダムに夢中になる組長の話や中世の恋物語、渋谷の10代の女の子の話とか、SF小説調のものなど多彩でした。 どれも違った文体で書かれて......
すじぼり
この人の本は、なんだかんだいって結構読んできた。でも、本書のようなホラー要素のない本は初めてでもあり、期待と不安の入り混じった複雑な心境で読み出したのだが、これが結構読ませるのである。でも筋書きは、......
空色ヒッチハイカー
簡潔に言ってしまえば、何をやってもそつのない兄を持った弟が、兄の幻影を追いかけて自分を何かの型にはめようと葛藤する物語と言ったところでしょうか。 誰しもが経験し、直接的には感じていなくとも一度は挫折......
匂いをかがれる かぐや姫 ~日本昔話 Remix~
偶然美容室で読んでいた雑誌の1枚広告が気になり、そのまま本屋で購入。 思わず吹き出してしまう面白さ。当たりでした。 一人で読むよりみんなで回して読んで楽しめる一冊です。 学校の教材とかでも使ったら面......
ピアノ・サンド (講談社文庫)
表題作「ピアノ・サンド」と「ブラック・ジャム」の2編と「かなり長めのあとがき」、角田光代さんによる解説が収録されています。 「ピアノサンド」は、別れた夫と使っていた家具を大切にするわけでも処分するわ......
ラブコメ今昔
若干、亭主関白ではありながらも、二十数年間、つつがなく 円満に暮らしてきた熟年夫婦から、今時の“格差カップル”まで、 本作は、自衛隊をテーマにしたラブストーリーが六編収められた 短編集です。 内......
乳と卵
話題になった当初は、店頭でパラパラめくり、その文体の独特さに避けて通っていましたが、賞を受けた作品に対し、お手並み拝見したいと思い始めた時に、某古書店で見かけたのをキッカケに読んでみました。 内容は......
むかし女がいた (新潮文庫)
「三匹の蟹」(群像新人賞、芥川賞受賞作、1968年)は、わたしの中では強烈な印象がある。 あの時代、倉橋由美子とマルグリッド・デュラスに夢中になっていたわたしは、大庭みな子の作品を読んで、 なんてわ......
阪急電車
阪急電車というタイトル、しかも我が街今津線を舞台にした物語とあって思わず手にしたこの本。 期待しました。すみません、期待しすぎました。 電車という限られた空間と時間の中で、乗り合わせた人と人の出会い......
水上のパッサカリア
ストーリーとしてはそれなりにおもしろかったが、いちいち言い方が回りくどく、読むのにとても疲れた。特に後半の先制攻撃をしかける章においては、内容はそれほど深くないのに無意味に文章が長かったから、読んで......
乳と卵
この作品が芥川賞ならば、文学は低レベルになったものだなと思う。 狭い世界。 つまらない独り言。 人の温かみ・子供の親思いにぐっと来る人が多いと思うけれども、 それは何もこの作品でなくてもいいと思われ......
幸せが始まる、空の真上
四国から東京へ。子供から大人へ。 場所や時間を経ても変わらない強さと優しさが一本の線となって、ラストへと続く。 時折切れそうになるときもある。でも。 遠くに見えてる真実にひたむきに進む七星の姿が......
星と半月の海
色鮮やかな表紙には、パンダ、ペンギン、小猿、恐竜、クジラ(ジンベイザメ)。 この動物たちに関わる人を主人公に据えた連作小説集です。 飼育員、古生物学者、解剖学者などの、日々こだわり、心意気などが描......
薄闇シルエット
結婚したいけど、相手も見つからないしなー、なんていうアラサー(笑)世代の自分には、なかなか痛い本でした。また絶妙なところを突いてくる、この作者は。 男、仕事、家族、自立甘え、親、子ども、友達…すべ......
邂逅の森 (文春文庫)
時代に翻弄され、地域の因習につまずき、 荒ぶる自然に棲みかを求め、北へ北へと流浪する その姿はまるで獣 静寂の闇は大地に生きるものの一瞬のやすらぎ 読者の下半身までがうずき獣と化す 尚、付属解説「......
小説 BOYS LOVE
斎藤工さんに興味があったのでまずはこの小説を買わせて頂きました。 まだDVDを見ていないけど具体的にオチが解るという方はたいして小説は面白く無いと思います。あまり小説の書き方に惹かれる......
Dear Friends (講談社文庫)
映画化ってことで買ってみたけど酷いなんてもんじゃない。薄っぺらいし、主人公がまぁよく泣くんだけど、まるで感情移入できない。自業自得じゃん、みたいな。よく映画化できたなと思います。 読んでいてこっちが......
翼の折れた天使たち 星
恋とか…そおゆうの小学生だから 全然わかんなくて…今の携帯小説は ほとんど恋物語… 恋とか、何てゆうか…ほんっとよく分かんないんです! だけど、この話は、恋とかだけじゃなく 色んなコトを学ぶ本だと思......
もしもキミが。
カリスマケータイ小説家として名高い「凛」さんの本です ラスベガスの友達でも知ってたぐらいで、結構海外でも一部知られてます。 しかし、流行に流されて買った。そんな要因で売れてるわけじゃないんです。ちゃ......
長崎乱楽坂 (新潮文庫)
吉田修一さんの小説の中では、毛色の違う作品だと思いますが、さらりと読めてしまう他の小説より、濃い感じがして印象的です。ストーリー展開は、梨花と再会したあたりから何となく読めてしまったけど…(前半で......
異邦人の夜〈上〉 (幻冬舎文庫)
久しぶりに面白い作家に出会った。「血と骨」を読んで、あまりの生々しさに気分が悪くなった私であるが、この本はアレほど凄惨ではない。「血と骨」を読んだ後、蒲鉾を食べる気がしないのだ...。それはさておき......
異邦の夜〈下〉 (幻冬舎文庫)
梁石日の著作の主題の多くは、「マイノリティ」と「人間の業」であると思われる。 本作にもそれは当てはまり、出稼ぎ外国人や在日韓国/朝鮮人といった登場人物が自らの過去に怯えたり、それでも現在を力強く生......
新・餓狼伝〈巻ノ1〉秘伝菊式編 (FUTABA NOVELS)
待望の、まさに待望の続編が出版された。3年半ぶり?ワクワクして読み始めたが、半分ぐらいで嫌になってきた。昨夜までに最後までよんだが、もうがっかりだ。まさに「高級和菓子屋にいって、散々待たされた挙句、......
電車男 (新潮文庫)
読み物として面白かったのでそれで十分なような気もしますが、これはひとりの作者が書いたものという可能性はないのでしょうか。もし仮にそうだとしても読み物としての価値を些かも損なうことにはならないと思うの......
暗渠の宿
作者の作品は前作「どうで死ぬ身の一踊り」を読んでいたが、何でここまで同じテーマで作品を書くのでしょうか。2編が収められているが、全て女と酒とお金と暴力と最後に藤澤清造。しかしながら作品のそこらじゅう......
世界でいちばん淋しい遊園地
最近遊園地の閉園が多いですが、この物語も一世を風靡した遊園地が時代の流れとともに閉園していく最期の姿を題材としています。古き良き時代に人々の憧れの的であった遊園地。さまざまな人の思い出が閉園まじかな......
些末なおもいで
私はまだ14歳なんで 本のどれが良いとか悪いとか言える立場じゃないんですけど、 私は「些末なおもいで」好きです 多分、その「好き」という意味は本が好きなのではなく、 本の中の人物が好きなんです 檜山......
ライム
中学生の視点で書かれていますが、40代3児の母の私も[自分のこと]としてドキドキしながら読みました。学校で目をつけられ、無断でかばんを検査されてしまう主人公。大人はどうしてそんなふうに決めつけるのか......
欲しい
人材派遣会社を経営する由希子は、42歳の独身。恋人とは不倫。帰っていく恋人を見送り、出張ホストのテルで寂しさを埋める。彼女の会社に登録し、恋人の会社に派遣している、ある子持ちの離婚女性のトラブルが徐......
ズッコケ中年三人組age41
子供のころ夢中になって読んだこのシリーズ。 主人公たちは歳を取り、テーマもなんだかきな臭い(というか、リアルというか)感じになっているが、どんどんページをめくりたくなるあの感覚は一緒だ。 「健康問......
ヘンリエッタ
傷を背負った、主人公の女の子・まなみが、世間から隔離されたような異空間である、ヘンリエッタと名づけられた家で、四季を通して成長していく姿が描かれている。ヘンリエッタとヘンリエッタの住人たちが起こす......
均ちゃんの失踪
均ちゃんの家に泥棒が入った。 呼び出されたのは 元妻で大家の景子さん。 そして均ちゃんと付き合いのある薫さんと空穂さん。 均ちゃんと関係のある女性が3人。 お互いがお互いの存在を知らなかったため な......
結婚写真
中学生の娘と母親のちょっとスリルな物語。 当たり前に実在しそうな、あるいは実在する日常に、作者なりの哲学をきちんと織り込んだ作品。 結婚前にホテルで募集した、結婚写真。結婚前にウェディングドレスを着......
華の棺
『女流作家』の時も感じたが、西村京太郎にはもうミステリー以外は書けないのだろう。西村と山村美紗、松本清張と高木彬光を描いているが、大物作家たちの秘密に触れているという緊迫感がまるでない。エロティッ......
通天閣
登場人物がだれもぱっとしない人ばかりです。美男美女も出てこないし、順風満帆な人生を送っている人も出てこない。舞台になっている場所も人情味あふれる感じの町ではあるが、人情を感じるような人間関係は描かれ......
赤朽葉家の伝説
題名とテーマからしてもっと暗いそして民俗学的な作品かと思った。 祖母の万葉の時代には少しはそんな重さがあったし、そのように進んでいくのだと思ったら、全く異なり、テンポも早く、あっという間に山奥の町......
哀愁的東京 (角川文庫)
やはり、重松清と思わせる作品。 号泣ではないけれど(きよしこや流星ワゴンは号泣でした)何度か泣かされました。 読んで損はないです。 絵本をかけなくなり、フリーライターで生活している主人公。 そして、......
幽界森娘異聞 (講談社文庫)
自分はかつて栗本薫(中島梓)のファンで彼女の著作で森茉莉の存在を知りました。しかしそれはあくまでも当時稀少だった同性愛をテーマにした作品の著者というだけで、森茉莉そのものは変わり者の小説家、くらいに......
恋って恥ずかしい〈家族善哉2〉 (講談社文庫)
のりはすっかりティーンズ小説になっています。大人の男性が読めるような本じゃないなぁ。前作『家族善哉』に比べると、ややパワーダウンでしょうか。 なぜならそれは、パワフルでボンバーな咲子さんが、話の中心......
ビューティフル・ネーム (新潮文庫)
鷺沢萠は文壇の山口百恵である。美人というにはちょっぴりデコチンだが、十代で文壇デビューしてから読者の前でどんどん変身を遂げた。彼女の作品には季節感があまりない。そんなことより人間関係の描写に明け暮れ......
押し出せ青春 (小学館文庫)
相撲の描写はリアリティと迫力があり引き込まれる。だがそれ以上に主人公の迷いとそれに対する真剣さ真っ直ぐさが心に迫る。そして最後の章の、〜本当の男は全部自分でやる〜からの下りには本当に勇気付けられた。......
捨て犬トッティ〈下〉
読後感は、すっきりはしません。ハッピーエンドでありハッピーエンド でない、考える事いっぱいです。 トッティはとても微笑ましく、そしてかわいらしい。 それだけに悲しみが押し寄せてきます。 人の都合で翻......
彗星の住人―無限カノン〈1〉 (新潮文庫)
あとがきに、「考えられる限り、もっとも危険で、甘美で、それを描くことが難しい恋」を描いたと作者自身が語るように、国家レベルの非常に壮大なスケールで壮大なスケールの「恋」が描かれる。 恋愛ってこん......
男坂 (文春文庫)
志水の短編集では、一番わかりやすかった。人生という坂を登るのでは >なく、下っていく男達。こういう雰囲気っていいなぁ。シミタツ以外が書けば、 >とても平板なものになるのだろう。解説でも触......
父の肖像〈上〉 (新潮文庫)
著者は西武王国を築いた堤康次郎の長男、堤清二です。著者自身は西武鉄道ではなく西武百貨店を中心とする流通グループの代表で、最近まで本流を継いだ異母弟である堤義明との確執がマスコミをにぎわせていました。......
蝶か蛾か
最初からよくわからなかったが、途中で面白くなってくるのかも・・・と 期待して読んだけど、最後まで主題の意味が伝わらなかった。 楽しくないし、すごく中途半端なもぞもぞ感が強く イライラした!!...
アイデンティティー
こんなストーリー初めて読みました!!! 正直に白状しますと、ジャケ買い(笑)したんです。表紙の絵が気に入って☆ だけど、ジャケ買いも悪くない! 本当は始め、ダラダラと独りよがりの日記が続くのかと思い......
赤い鯨と白い蛇
先日、岩波ホールに映画の方見に行きましたが、 なかなか素敵な作品で思わず原作本も買ってしまいました♪ 映画より細かくエピソードが入っているので、 ますます5人の女性の心情が感じとれておもしろかったで......
ねえ、まこと。
小説というより日記を盗み見ている気になりました。 まことへの「わたし」の想いは恋愛に純粋に立ち向かっている時期なら誰しもが感じる想いと同じであると思います。「わたし」はまことへの想いを通して気づかな......
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